~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
「驚かないで聞いてね」
「え…何か怖い…」
「ここ…俺も住んでるんだよね」
あれ…幻聴?
「ごめん。聞き間違えで、蛍くんもここに住んでるって聞こえちゃった!」
「幻聴じゃないよ。」
ゲンチョウジャナイ?
幻聴じゃない?
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
驚きのあまりに私は叫んでいた
「ごめん。優梨ちゃんがここに住んでるって知らなくて…三日前に引っ越してきたんだ…」
「そ…そうなんだ。何階なの?」
「五階だよ」
「そうなんだ!私は、七階なんだ!宜しくね蛍くん!」