~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
彼と私
「永井蒼太って聞いたら分かる?」
私がそう聞けば二人は目を見開いて驚きの声をあげた
「優梨…蒼太くんの事分かるの?」
「…わからない。」
「どういうこと…?」
気を聞かせて秋と春樹くんは病室から出た
「この頃ね、変な夢を見るの…誰かが私に話しかけてくるの…その彼は自分を永井蒼太だって言ったんだ…」
「蒼太くんが…夢に?」
そして私は今までの夢の事を全て話した
「優梨ちゃんを幸せに…か」
「うん。私と彼は…どういう関係だったの?」
二人は目線を私に向けて話し出した
「永井蒼太は…優梨ちゃんの幼馴染みだよ」