~私が愛したのはひだまりみたいな王子様!?~
秋が帰って病室の中には私一人になった…
秋と恋人なんだよね…?
そう思うと心が暖かくなって嬉しかった
「恋人…かぁ」
蛍くんに言わなきゃ…
「ごめんなさい」って…
【俺はもう優梨を幸せにすることは出来ない】
「蒼ちゃん…」
幼馴染みである蒼ちゃんをやっと思い出せた
でも、もう…蒼ちゃんはこの世にはいないんだ…
それに私の過去って…?
残酷な過去を受け止めろ…かぁ
大丈夫。私には秋がいる。
「あまり考えないでおこう」
そうして私は病室での時間を過ごし翌日退院した
秋との出会いから2ヶ月の月日が経っていた