フキゲン課長の溺愛事情
(恋も仕事も日常も、なにもかもがんばろう! でも、なにもかもひとりで抱え込まなくていいんだ。朝起こして朝食を作ってくれて、困っているときに必ず手を差し伸べてくれる人がいる。私だって頼っていい。だって、達樹がいてくれる。私はひとりじゃないんだから)

 弾むように明るく軽い心で、璃子は新しい未来へと足を踏み出した。
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