いつまでも君と
ふぅ。と一息つくと先生が話し始めた。

「私たちも精一杯努力します。でも…。ドナーが見つからない場合は、覚悟はしていただかなければいけません。」

ああ。
私ができることは何もない。
本当に役立たずだなぁ。

帰り道、晴れていた青空はいつの間にか雲で覆われていたーーー。
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