ずっと好きだったんだよ 番外編 ~悠也 side~
1
大学を卒業した俺は、インテリア雑貨や家具を取り扱う会社に就職した。
そして、入社してから俺達同期は、すごく仲良くなり頻繁に飲みに行っていた。
同期の一人 七海 碧(ななみ あお)。
七海は思った事ははっきり言うし、すごく素直。
それに、いつも笑顔の七海。
俺はそんな七海に惹かれていった。
でも、俺は気持ちを伝える事はしなかった。
七海は俺の事を“同期の一人”としか思っていないのがわかっていたから。
だから俺は、秘かに七海の事を想い続けていた。
だけど、状況は変わる。
七海の配属する経理課に、碓井(うすい)という男が異動してくる。
七海を見ていて、七海が碓井さんの事を意識しているのに気付いた。
そして、碓井さんも……
もしかしたら、七海の事が好きなのかもしれない。
そう思うと、俺の中に焦りが出てくる。
昨年末、七海に彼氏が出来てショックを受けた。
だけど、その後すぐ、彼氏と別れたと知り、正直嬉しかった。
その時、
“七海に意識してもらえるように頑張ろう”
そう思った。
“同期の一人”から抜け出せるように頑張ろうと思っていたのに……
そして、入社してから俺達同期は、すごく仲良くなり頻繁に飲みに行っていた。
同期の一人 七海 碧(ななみ あお)。
七海は思った事ははっきり言うし、すごく素直。
それに、いつも笑顔の七海。
俺はそんな七海に惹かれていった。
でも、俺は気持ちを伝える事はしなかった。
七海は俺の事を“同期の一人”としか思っていないのがわかっていたから。
だから俺は、秘かに七海の事を想い続けていた。
だけど、状況は変わる。
七海の配属する経理課に、碓井(うすい)という男が異動してくる。
七海を見ていて、七海が碓井さんの事を意識しているのに気付いた。
そして、碓井さんも……
もしかしたら、七海の事が好きなのかもしれない。
そう思うと、俺の中に焦りが出てくる。
昨年末、七海に彼氏が出来てショックを受けた。
だけど、その後すぐ、彼氏と別れたと知り、正直嬉しかった。
その時、
“七海に意識してもらえるように頑張ろう”
そう思った。
“同期の一人”から抜け出せるように頑張ろうと思っていたのに……
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