ずっと好きだったんだよ 番外編 ~悠也 side~
「そういう意味じゃないよ。悠也ってさぁ。昔から自分の事より相手の事を考えるでしょ?」
「そんなつもりはないけど……」
「悠也はそんなつもりないかもしれないけど、そうなの!昔から悠也は優しかったよ」
そう言って、奈緒はにこっと笑う。
「奈緒だって昔と変わらないよな」
「何よ!またそれを言うの!!私だって変ったんだから!」
俺の言葉に、奈緒はまた頬をぷぅっと膨らます。
「拗ねるなよ」
俺は、また奈緒の頭をポンポンと撫でる。
「奈緒ってさ、昔からいつも笑顔じゃん。嫌な事があっても、みんなの前では絶対笑顔でいるだろ?それってすごいよ」
「そんな事、ないよ……」
俺の言葉に、奈緒は顔を真っ赤にして、嬉しそう照れていた。
「ねぇ……。悠也、あのね……」
何かを言おうとしたが、奈緒は言葉を詰まらせ、俯く。
「どうした?」
何かあったのか?
心配になり、俯いている奈緒の顔を覗き込む。
すると、奈緒は手のひらをぎゅっと握りしめ、
「私ね……。私……、中学の頃から、ずっと……、ずっと悠也の事が、好きだったんだ」
顔を真っ赤にして、そう言った。
「そんなつもりはないけど……」
「悠也はそんなつもりないかもしれないけど、そうなの!昔から悠也は優しかったよ」
そう言って、奈緒はにこっと笑う。
「奈緒だって昔と変わらないよな」
「何よ!またそれを言うの!!私だって変ったんだから!」
俺の言葉に、奈緒はまた頬をぷぅっと膨らます。
「拗ねるなよ」
俺は、また奈緒の頭をポンポンと撫でる。
「奈緒ってさ、昔からいつも笑顔じゃん。嫌な事があっても、みんなの前では絶対笑顔でいるだろ?それってすごいよ」
「そんな事、ないよ……」
俺の言葉に、奈緒は顔を真っ赤にして、嬉しそう照れていた。
「ねぇ……。悠也、あのね……」
何かを言おうとしたが、奈緒は言葉を詰まらせ、俯く。
「どうした?」
何かあったのか?
心配になり、俯いている奈緒の顔を覗き込む。
すると、奈緒は手のひらをぎゅっと握りしめ、
「私ね……。私……、中学の頃から、ずっと……、ずっと悠也の事が、好きだったんだ」
顔を真っ赤にして、そう言った。