ずっと好きだったんだよ 番外編 ~悠也 side~
3
奈緒の気持ちを受け取れない事を伝えた日から、ますます奈緒の事が頭から離れなくなっていた。
奈緒、元気になったかな?
もう大丈夫かな?
って。
俺が原因なのに……
俺達は1、2ヶ月に一回のペースで集まって飲んでいる。
だけど、あの日以来、奈緒は誘っても集まりに来なくなった。
年末に忘年会をする事になり、またみんなで集まった。
だけど、待ち合わせ時間を過ぎても奈緒はやっぱり来ない。
「なぁ。今日も奈緒、来ないのか?」
綺那なら、何か知っているだろうと思い、聞いてみた。
だけど、
「あぁ……、うん。仕事が忙しいから、無理だって」
そう言って、ため息を吐いた。
そっか……
俺が奈緒の事を気にしていると、奈緒の気持ちを知っていたのであろう陽輝に、
「中途半端に優しくするなよ。その方が、奈緒が傷付く」
と言われた。
そうかもしれないけど、奈緒と会えない事が、俺はすごく寂しかった。
奈緒は、昔からいつも俺の隣で笑っていた。
だから、こんな風にみんなで集まっているのに、その場に奈緒がいない事が寂しく感じた。
奈緒が俺の隣で笑っている事が、いつの間にか当たり前になっていた。
奈緒の気持ちを断ったくせに、そんな事を思うって、
俺って、勝手だよな……
奈緒、元気になったかな?
もう大丈夫かな?
って。
俺が原因なのに……
俺達は1、2ヶ月に一回のペースで集まって飲んでいる。
だけど、あの日以来、奈緒は誘っても集まりに来なくなった。
年末に忘年会をする事になり、またみんなで集まった。
だけど、待ち合わせ時間を過ぎても奈緒はやっぱり来ない。
「なぁ。今日も奈緒、来ないのか?」
綺那なら、何か知っているだろうと思い、聞いてみた。
だけど、
「あぁ……、うん。仕事が忙しいから、無理だって」
そう言って、ため息を吐いた。
そっか……
俺が奈緒の事を気にしていると、奈緒の気持ちを知っていたのであろう陽輝に、
「中途半端に優しくするなよ。その方が、奈緒が傷付く」
と言われた。
そうかもしれないけど、奈緒と会えない事が、俺はすごく寂しかった。
奈緒は、昔からいつも俺の隣で笑っていた。
だから、こんな風にみんなで集まっているのに、その場に奈緒がいない事が寂しく感じた。
奈緒が俺の隣で笑っている事が、いつの間にか当たり前になっていた。
奈緒の気持ちを断ったくせに、そんな事を思うって、
俺って、勝手だよな……