ずっと好きだったんだよ 番外編 ~悠也 side~
結局、奈緒と会えないまま、春になる。
そして、陽輝と萌実の結婚式の日を迎えた。
それまでの間、みんなとの集まりに来ない奈緒に、俺は連絡をしようとした。
だけど、なかなか連絡を出来ないでいた。
俺は奈緒の事を振ったのに、奈緒に会えない事が寂しくて、連絡を取ろうとしている。
そんなの俺の我が儘だ。
奈緒は俺に会いたくないから、みんなとの集まりに来なかったのかもしれないのに。
だから、俺が連絡をしたら、迷惑に違いない。
そう思って、奈緒に連絡が出来ないでいた。
「奈緒、俺達の結婚式には来るよ」
陽輝からそう聞き、俺は正直、陽輝の結婚式よりも奈緒に会える事の方が楽しみだった。
「お前さ……。自分の気持ちに素直になったら?今さらかもしれないけど、自分の気持ちを認めたら?」
そんな俺に、陽輝はそう言ったが、
「えっ?どういう意味?」
俺は陽輝が何を言いたいのか、全くわからなかった。
「それは自分で考えろ」
わからないから聞いたのに、陽輝にそう言われてしまった。
そして、わからないまま日にちだけが過ぎていった。
そして、陽輝と萌実の結婚式の日を迎えた。
それまでの間、みんなとの集まりに来ない奈緒に、俺は連絡をしようとした。
だけど、なかなか連絡を出来ないでいた。
俺は奈緒の事を振ったのに、奈緒に会えない事が寂しくて、連絡を取ろうとしている。
そんなの俺の我が儘だ。
奈緒は俺に会いたくないから、みんなとの集まりに来なかったのかもしれないのに。
だから、俺が連絡をしたら、迷惑に違いない。
そう思って、奈緒に連絡が出来ないでいた。
「奈緒、俺達の結婚式には来るよ」
陽輝からそう聞き、俺は正直、陽輝の結婚式よりも奈緒に会える事の方が楽しみだった。
「お前さ……。自分の気持ちに素直になったら?今さらかもしれないけど、自分の気持ちを認めたら?」
そんな俺に、陽輝はそう言ったが、
「えっ?どういう意味?」
俺は陽輝が何を言いたいのか、全くわからなかった。
「それは自分で考えろ」
わからないから聞いたのに、陽輝にそう言われてしまった。
そして、わからないまま日にちだけが過ぎていった。