B級恋愛
それから大分時間が経ってから市川と別れてコインランドリーに寄って帰ると夕食の用意ができていた。手早く済ませると部屋に行きベッドに雪崩れ込む。
部屋は蒸していてとても暑い。リモコンに手を伸ばして扇風機を回す。風は生ぬるいがないよりはずっとマシだ。止まったことに気づかずにいると寝汗をかいてしまう。
ベッドに横になって携帯を手にした。
携帯からよびだしたのはとあるSNS。ここには何人か…そう多くはないが友人と呼べる…というか杏子が勝手に思っている人がいる。その友人の更新は特になくてコミュニティを覗いてみる。またしても更新はない。
ブ…ブブブ…
突然携帯が震えだし杏子はトップ画面をよびだす。メールが届いていて開く。それはSNSで知り合った一人の女性からだった。内容は体調を崩したらしい。当たり障りのない返信をして携帯を閉じて意識を遠くに預けた
やばっ…!
携帯の時計を見て飛び起きる。5時30分を過ぎていた。お弁当なんて作る余裕はない。いそいそと身支度を済ませて家を出る。コンビニに寄り弁当を買い車を走らせる。
暑いせいか幾分寝不足であるのは否めないだろうが言い訳になんてしたくなくて仕事モードに切り替えるのに躍起になった。
―――これがのちのちに悪影響を及ぼすことにまだ気づかずに―――
部屋は蒸していてとても暑い。リモコンに手を伸ばして扇風機を回す。風は生ぬるいがないよりはずっとマシだ。止まったことに気づかずにいると寝汗をかいてしまう。
ベッドに横になって携帯を手にした。
携帯からよびだしたのはとあるSNS。ここには何人か…そう多くはないが友人と呼べる…というか杏子が勝手に思っている人がいる。その友人の更新は特になくてコミュニティを覗いてみる。またしても更新はない。
ブ…ブブブ…
突然携帯が震えだし杏子はトップ画面をよびだす。メールが届いていて開く。それはSNSで知り合った一人の女性からだった。内容は体調を崩したらしい。当たり障りのない返信をして携帯を閉じて意識を遠くに預けた
やばっ…!
携帯の時計を見て飛び起きる。5時30分を過ぎていた。お弁当なんて作る余裕はない。いそいそと身支度を済ませて家を出る。コンビニに寄り弁当を買い車を走らせる。
暑いせいか幾分寝不足であるのは否めないだろうが言い訳になんてしたくなくて仕事モードに切り替えるのに躍起になった。
―――これがのちのちに悪影響を及ぼすことにまだ気づかずに―――