SEXY-POLICE79
「俺は…」

「桐野警部補」

ギクッ

「す、須田さん!?どうして…」

思った通り桐野は怯えているのか、近づく須田検事から距離を保とうと後ろにさがる。須田は諦めず桐野警部補に近づいていき、彼を壁際まで追い込む。逃げ道を塞がれた桐野は、真っ直ぐに須田の顔を見る事となった。

「どうして逃げるんだい?桐野警部補。いったい何が君をそんな」

そんなに弱くさせたんだ。

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