SEXY-POLICE79
地上界は天気がよく空には、太陽がまぶしいほど輝きをはなっている。京都の五条通りを北へ上がる六道之辻は、冥界の入り口とも噂され人間たちの観光地としても有名な場所だ。 京都で有名といえばこの人を忘れてはいけない。平安時代の大貴族、藤原道長というその名は学校の教書なら一度は目にする名である。

道長は父兼家の五男として生まれ、後継ぎにはほど遠いと思われていました。しかし、道長(年齢約二十三)は強運にも父も兄たちもみんな死んでしまい、後継ぎが自分しかいなくなりました。これを運というべきか、さらに父兼家という人は後宮政策に力を入れ、道長の母の姉二人は天皇の嫁となりました。これを運といわずなんというのか、藤原道長はこの後もっと勢力を拡大していきます。道長に長女彰子が誕生したのです。
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