SEXY-POLICE79
意識が戻ったのか男の眉がぴくりと反応する。パートナーという事は『死神』、つまり、いま空中を飛んでいてもなんの支障もないが、もし倶召神の見間違いで人間なら大問題だ。
大丈夫…… なのか。
とりあえず草間は相手が正気を取り戻す前に人気のない通りに彼を下ろすことに。これならまだなんとか言い訳ができる。
「……ぅ…ここは…」
「きぃついたか?」
ぼやけた視野から徐々に相手の顔がはっきりと視えてくる。草間はせっかく気がついた相手になんだが、さっそくなぜ待ち合わせをすっぽかして貴船神社本宮の鈴鹿谷で倒れていたのかを聞き出すことに。それで、もし相手が人間であったとしてはてなだったとしても、いえ人違いでした、で通るはずだ。否、通すしかないが。
「鈴鹿谷…そんな所でわたしは……」
いまいち反応の薄い相手を草間は横目で見、
「覚えてないのか?」
と言う。
大丈夫…… なのか。
とりあえず草間は相手が正気を取り戻す前に人気のない通りに彼を下ろすことに。これならまだなんとか言い訳ができる。
「……ぅ…ここは…」
「きぃついたか?」
ぼやけた視野から徐々に相手の顔がはっきりと視えてくる。草間はせっかく気がついた相手になんだが、さっそくなぜ待ち合わせをすっぽかして貴船神社本宮の鈴鹿谷で倒れていたのかを聞き出すことに。それで、もし相手が人間であったとしてはてなだったとしても、いえ人違いでした、で通るはずだ。否、通すしかないが。
「鈴鹿谷…そんな所でわたしは……」
いまいち反応の薄い相手を草間は横目で見、
「覚えてないのか?」
と言う。