SEXY-POLICE79
「須田さん…」
「行かないで…桐野警部補。俺は……」
その先は言えない。その先を言うには勇気がいた。……怖い。
「…須田さん?」
失いたくない、離れたくない、側にいてほしい。ずっとずっと……。けど、それをどう相手に伝えたらいいのか、経験のない自分にはわからない。今まで自分には、これほどまでに大切だと思ったヒトがいなかったから。でも今は違う、心から大切だと思えるヒトに自分は出会えた。そう――、心から、愛していると言えるヒトに。
「…桐野警部補、君に隠していたこ…」
「伏せてください!!」
「え!?」
「行かないで…桐野警部補。俺は……」
その先は言えない。その先を言うには勇気がいた。……怖い。
「…須田さん?」
失いたくない、離れたくない、側にいてほしい。ずっとずっと……。けど、それをどう相手に伝えたらいいのか、経験のない自分にはわからない。今まで自分には、これほどまでに大切だと思ったヒトがいなかったから。でも今は違う、心から大切だと思えるヒトに自分は出会えた。そう――、心から、愛していると言えるヒトに。
「…桐野警部補、君に隠していたこ…」
「伏せてください!!」
「え!?」