SEXY-POLICE79
「ま、待て!!」
「さぁ、ゲームの始まりです」

唇にやどる嘲笑。

「須田…さん……」

手についた彼の血を美味しそうに舌で舐める狂った男。只でさえ彼は胸を撃たれ、爆弾事件でも重傷を負っているのに、その上からまた傷を負うなんていくら彼でも命が危ない。それに、出血が酷すぎて輸血だってまだ済んでいない彼に、またこれだけの量の血を流させたら…。

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