偽物ラブレター



今朝だって、私の自己満足で伝えたことは嫌だったこと。

一番最初に遮られたのはその理由だったってことだったみたい。。



「私ね、諦めた方がいいのかな?」


「こらっ、弱音を吐くなっ!」


私の背中をせっかく大地が、押してくれてるもんね。
そんな簡単に諦めたらダメだよね?



「もし諦めたら俺がいつでもお前をもらってやるよ。」


その優しさが嬉しくて照れ臭くてふふっと笑う。


リズムよく軽く叩かれ頭に手を置かれ、私の顔を覗き込んできた。
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