偽物ラブレター


「杏樹って、好きな奴いんの?」





……えっと、これは好きっていうチャンスだよね。。



「いるか、いないか答えろよ!」


「……います。」



そう言うと、その場に立ち上がった。



「帰るの?」


「帰るの !」



私なにかしちゃったかな?


竜志くんは私の部屋を出て家に帰ってしまった。

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