偽物ラブレター


その言葉が胸に突き刺さる。



「…………そっか。そうだよね、今まで私の気持ちなんて知ろうともしてくれなかったんだもん。」



この想いは、今日でおさらばしたほうがいいのかも。



「竜志くんは私がいなくても大丈夫だよね?」


「は?」


「学校で関わってなくても平気だったもんね!」



さよなら、竜志くん。







「…………携帯返して………」







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