偽物ラブレター


こんな私をまっすぐに見てくれた人なんていなかった。


優しい瞳……


優しく私の頬に手を置き、だんだんと顔を近づけてきた。




ん………ちょっと待って?


顔近すぎない?




「ちょっと、、!」



キスされ………バタン。




力一杯瞑った瞼をそっと開けると、ベットの上で上半身を倒した大地の姿が!



おでこを触るとさっきとははるかに違う温度の熱が出てきた。



本当に熱だったんだ……


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