偽物ラブレター
「なーに、変なこと考えてんだよ!えっちぃー奴だな。」
ニヤニヤしながら私のことを見てる大地。
いつの間に起きてたの!?
「変なこと考えてないよ。。」
「それよか、なんでお前がまだここにいるんだよ!」
「それはーーー………」
視線を握られた手に持っていくと、それに気づいた大地がパッと離してくれた。
「こんな手振り払えばよかっただろ!」
振り払うもなにも覚えてないんだよねー……
「それがー……」
「お前今から山峰に謝りに行ってこい!」
……えっ、謝りに?