偽物ラブレター



変な男性と少し話した時あの人は変なセリフを言った。




『 君が次のターゲット 』




その言葉はまるで、獲物を狙うかのような鋭い言葉に聞こえた。



「私がターゲットって、意味わかんないんだけど?」



浴衣を脱ぎ、部屋着に着替えてベットに潜り込む。




明日で最後の7月。
これからの未来が暗くなってることをまだ私は知らなかった。




そして、また大地が族に縛られることなんて考えもしてなかった。



< 185 / 269 >

この作品をシェア

pagetop