偽物ラブレター



目覚ましがうるさく鳴り響く。。




夏休みなのにー……


なんて、呑気なことを考えながらリビングに足を運ぶ。



リビングにはバタバタと駆け回ってるお母さんがいた。


「お母さん何急いでるの?こんな朝から……」


「何寝ぼけてるの!今日から8月いっぱい、お父さんの赴任先で過ごすって言ってたでしょ?」



あー、そういえば……


そんな話ししてたかもな。。
じゃー、この家は一人暮らしにはでかすぎるよ。



「山峰さん家の竜志くんに様子 見に頼んでおいたから。」


竜志くんに!?



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