偽物ラブレター
そして、日が過ぎて夏休みが明けた。




久しぶりに着た制服は、新鮮に感じる。




今日から学校、頑張ろっと!




「杏樹ー、竜志くんが待ってるんだから早く用意しなさい。」


昨日の夜に帰ってきたお母さんは疲れのせいかピリピリしてる。



そういえば、もう一緒に行かないんだよね。



「一緒に行かないことになったの!」



お母さんに向かっていうと、目を見開いた。



ずっと片想いしてることはなぜかお母さんにはばれてたから、お母さんは私の気持ちを知ってる。
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