偽物ラブレター
思い切っていうことを決意したが、私を呼ぶ声によって遮られた。
「柊 杏樹ってあなた?」
そこには3年生らしき大人っぽい女子の先輩だった。
でも、私こんな人知らないよ?
「ちょっと来てもらえる?」
笑顔なのに怖さを覚える。
この先輩は、何を考えてるんだろう?
私をどうする気?
一瞬よぎったのは中学のいじめられてたこと。
また先輩に目をつけられてあんなひどい目にあわなきゃいけないの?
メニュー