偽物ラブレター




「……大地には私は必要ないんだよね。」



ボロボロと涙が溢れてきた。


「…………」



「わたしね、、、大地が好きだよ?受け止めてもらえなくても………いいから、、手紙は受け取ってくれるって思ってた。」




それすら、無理だったんだ。




「……ごめん。」


「おぃ、大地!」



隣にいた友達が大地に怒鳴る。




大地に背を向けて、走り出した。




止まらない涙を拭いながら……


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