偽物ラブレター



「コレって山峰宛だろ?」



まだ、私が竜志くんのこと好きだとでも思ってんの?


わざわざ、大地に渡すわけないじゃん!



全然受け取ってくれる様子がない。。



「受け取れ、バカ!」



そう言って手紙を投げつけた。



「いってーな!!」


やっとこっちを見てくれた顔は一瞬にして驚いた顔に変わった。



「なんで泣いてんだよ………」



自然と流れた涙。。

切ない表情に変わったと思った瞬間、大地に抱きつかれた。


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