偽物ラブレター




寝ぼけてるの?




「何寝ぼけた事言ってんの?」


「早く18歳になりたいな。」



なんで、いきなりそんな事いうの?

その意味が頭で理解して一気に熱を放つ。


ってか、大地の息が首筋にあたる。





「……そしたら、杏樹と結婚できるのに。」




チュッとリップ音をたてて首筋にキスされた。



おばあちゃん、見てるよ!?



「あんちゃん午後はゆっくりしておいで……」



『手伝ってくれてありがとう』というとここをはなれて自分の部屋に戻った。




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