偽物ラブレター


「ばぁーちゃんも部屋に戻ったし、気を緩めて、のんびりしろよ?」




その優しい言葉に胸が高鳴った。



「うん、ご飯食べ終わってからのんびりさせてもらうね?」


「あっ、俺も食べる!」


そういう大地の分も準備をして一緒に、ご飯を食べた。


そういえば、大地と2人っきりなんて初めてだな。。



「ねぇ、結婚して欲しいんだけど。」



いきなり真面目な顔をした大地を見て吹き出しそうになったご飯を飲み込むとむせてしまった。



「イヤなのか?」



シュンという交換音が付いてきそうな顔をして眉毛を八の字にした。



「イヤじゃないけど、あまりにも急だったから。。」



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