偽物ラブレター
第2章♡
可愛いとかズル 大地side
俺は毎週水曜日の一時限目は杏樹と話すことになった。
その時間は単位とか関係なくて自由参加だからな。
「竜志くんがねー、」
杏樹は山峰のことを話すときは、嬉しそうなんだ。
俺はこんなに杏樹を笑顔にすることはできない。
そう思うとイラつく。
そんな時に俺の顔を見るとすぐに謝ってビクビクし始める。
笑顔から真っ青な表情に変わる。。