青空の下月夜に舞う 4
戻った日々は
息苦しくてしょうがない。
埃がたまった部屋の掃除をして、冷蔵庫の中身を見ると、何の問題もないお茶ばかり。
一週間休んだ学校は、席替えがされていて。
運がいいのか悪いのか。
私の席は窓際一番後ろ。
祐也の席は廊下側の一番後ろ。
2時間目に現れた祐也は、私を見ることもなく、机に体重を預けていた。
そう。私が選んだ距離は、果てしなく遠い。