まるでペットのような彼

家に転がり込んでから…

お店に来ていたお姉さん。

キャリアウーマン風で、あまり店じゃ見かけないタイプだ。


一緒にいたお姉さんは、よく店で見かけるタイプだった。


そんな二人にヘルプでついたときに、なんとなしに自分の住まいのことを話してしまった。

いつもなら、客にそんなプライベートなこと話したりしないんだが、あまりに普段と違うタイプだったからか、つい漏らしてしまったんだ。

そうしたら、泣きながら同情してきてビックリした。

そのときに抱きついてきたんだが、いつもの女特有の香水の匂いが一切しなかったことをよく覚えてる。








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