まるでペットのような彼

あいつが家にやってきた

私の休日は、ロイヤルミルクティーからはじまる。

いつものように、リビングで寛いでいた。



そんな晴れた日曜の朝、突然やってきたハプニング。




ピンポーン


こんな朝早くから配達か?

まだ時刻は、8時になったばかり


訝しく思いながらも、上着を羽織り、玄関のドアを開けた。


そこには、イケメンがニッコリとして立っていた。


「おはようごさいます。一条さんのお宅ですね。お邪魔します。」

ついイケメンの顔を見つめてしまって、隙ができてたらしい。


あっという間に、そのイケメンが家に上がり込んできた。



「あ…あなた…なに?」

あまりに自然な動作のイケメンに、やっと出てきた私の言葉。


「今日から、お世話になります。五十鈴 悠です。」


その男は、名乗った。









え、ええ~?

お世話になります?




なんのこと?










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