まるでペットのような彼
食べおわって、かたずけを悠がしてくれた。


ラグの上に座り、テレビをぼーっと眺めていると、悠が後ろから抱きついてきて、部屋着のシャツの中に手を忍ばせてきた。

「ひゃんっ…ち…ちょっ…と…」

「まだ、足りない…」
首もとに顔を沈めて、囁いてくる。

「まって…」

「やだ…まてない…」


あんなにしたのに、まだ足りないなんて、どれだけ絶倫なのよ。

いままで、草食系のようだっただけに、ギャップが激しい。


「イヤ…アノ…アシタガ…」

私の言葉を無視して悠の手が身体中を動き回る。

項から首筋へ舐められると、身体の力が抜けてしまう。

「郁美さん。ここ弱いよね。」

すでに私の身体のほとんどを知られてしまっている。

ラグに押し倒されると、脚の間に入った悠がそのまま顔を下半身へと沈めた。


「えっ…ア…ソレ…」

私の両足を肩に乗せるような体勢で、私のそこを舐めあげた。

「ヒン…ン…」
自分がピクピクしてるのがわかる。

だって、こんなことされたことないんだもん。

「ヤ…ヤ…アン…ア…」
恥ずかしくて抵抗しようとするが、声になるのは、甘い吐息ばかり…
頭を押さえようと手を伸ばしたら、しっかり繋がれてしまい、逃げ腰になることもできず、されるままになってしまっている。


はじめての快感が、こんな年下だってのを複雑に感じながら、与えられる刺激と快感にまた溺れてしまう。









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