まるでペットのような彼
いつもなら、『まって』と言うのは、私で悠は、『まてない』って言っていつもされるままに翻弄されちゃうのに…

今日は、なんで…


不満げな私がわかったみたいで、悠が話しを続ける。

「郁美は、スタイルとかにコンプレックスがあるみたいだけど…俺、ただ大きいより感度がよくて反応のよいのが好きだよ。」
と言って、胸を揉みながら頂きをペロッと舐める。

「ハウッ…ウウン…」
なんだか、妙に敏感になってて変になりそうなのに、今度は、指で摘まれて転がすような撫でるような動きに翻弄される。

「ヤ…ソレ…」

「いやじゃないでしょ?これ気持ちよいんでしょ?スッゴいよい反応。
その反応も声も俺のツボ。

俺、女を全面にして迫ってきて、感じてるふりするタイプってダメなんだ。
最中でも、その気になれないんだよ。
だけど…郁美みたいなのは、別。
全身で感じてくれてるのが、すごくわかったし、感じやすそうだって思ってたけど…実際は、思ってた以上だったから、スゴいハマッてる。
正直、自分でもビックリするくらいで…
こんなに欲してるのって、はじめてなんだよ。」

そう言った悠の瞳には、欲情が浮かんでいて、もう我慢できない私は、悠の欲の熱を握ってしまった。

「…っ!郁美…積極的じゃん。」


したことないことして、ちょっとパニックになってしまってる私に…

「好きにしてみる?」

なんて、甘く囁かれた。








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