ハピネス
千熊君は優しい系の顔立ちで実際性格もマジメなので、図書室だか美術室だかがサマになるんだよね………


って!


「な、なんで千熊君までいるの!?」


「んっ?オレもサボりだからだよ」


そんなーーーっ!!クラスで3本の指に入る優等生が授業サボるなんてーーーーっ!!


私の中の“千熊 士源”のイメージにピシッとヒビが入って、若干目眩がする。


「まぁまぁ天祢ちゃん。お入りなさい。今日3時間目に図書室使うクラスは無いから、安心してね」


「アンタ…どうやって全クラスの授業構成、把握したのよ……」


「ウフフ♪ヒ・ミ・ツ♪」
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