ハピネス
「なっ、ちょっ、ウソでしょう!?本当にアンタが私の前のハピネスなの!?」


「だからそうなんだって。そうじゃなきゃ私がこんなに色々知ってるの、変じゃない」


「そりゃそうだけど……!アンタ私がリリアと一緒にいても、全く反応しなかったじゃん!!」


そうだよそうだよ!私がハピネスになってる間、リリアが惟万理の前で私に話しかけて来た事は何度もあった。


でも惟万理は一度だって妙なリアクションした事は、無かったよ!?


「だってその時はまだ天祢ハピネスの最中だったからねぇ。3日間が終わるまでは、そうするしかなかったのよ」
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