ハピネス
だってもし猛獣相手にしろとか、断崖絶壁で何かしろとか、メチャクチャハードな仕事手伝わせられたら、私対応しきれないかもしれないもの………!


今更ながらただ好きな男の子と両想いになりたいというだけで、安易にハピネスを受けてしまった事を後悔する私。


「ああそうそう。天祢に渡さなきゃいけない物があったんだったわ」


「えっ?」


う~~~…と頭を悩ませていると、リリアがポケットから何かを取り出した。


「コレ、つけといて」


そう言われて手渡されたのは……ネックレス。


「何コレ?なんでネックレスなんか………」
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