例えば魔女と恋をして



急いで人混みに紛れると、呼吸を整える。


確かに

間違いなく、私の後を尾行していたのは暁君で間違いないわっっ‼


でもっ、でもっ‼なんで?


なんのつもりなの⁈暁君っ⁉



私は…


彼にだけはまだ…絶対に正体がバレたくない。


だって、性格で勝負云々以前に、彼は私が課長といけないラブストーリーを綴っていると勘違いしてるのよねっ⁈



そんな誤解をうけたまま、正体なんて絶対にバレたくないわよっ‼




もうっ‼

全部課長のせいにしてやりたいっ‼



とはいえ、どうして急に暁君があんなことを…?


まさか、あの歳で探偵ごっこ。なんてこと…あるわけないわよね…。


< 120 / 131 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop