例えば魔女と恋をして



翌日出勤すると

暁君は心配になってしまうくらいに元気がない…。



どうしたのかしら…


何があったのかしら…


私が慰めてあげたい。


「暁君…どうかしたの?」

声を書けると、机に突っ伏してた暁君が跳ねるように飛び起きた。


「いえっ!なんでもないです!」


「そう…それなら良いけど…休日のお昼にカップ麺ばかりは体を壊すから注意したほうがいいわよ。」



「えっ⁉

な…

なんで知って…」

私を見つめて硬直?する彼。



やだ…


そんなに見つめられたら恥ずかしい…。


でも


ちょっと期待してもいいのかな…?

思いきって告白の返事なんか聞いちゃってもいいのかな…。



ドキドキが止まらない。


「ねぇ、暁君。今週までには返事…

聞かせてもらってもいいかな?」


思いきって伝えると

恥ずかしがり屋の暁君は照れたように俯いた。


まさかの脈あり?


信じられない‼


返事が…


待ち遠しいっ‼



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