例えば魔女と恋をして
それなのに…
あろうことか俺は魔女に嫁にしろと言われてしまった…。
俺の淡い恋心が…
魔女の手によって
彼女に声もまともにかけれないまま
終わってしまうというのだろうか…。
魔女の姿を思い出すと、途端に体がぶるっと震える。
考えるな!
思い出すな!
でも…
明日突然、返事を聞かせてくれと言われてしまったら…
命を選ぶか…
淡い恋心を選んで人生すべてを散らしてしまう事を選ぶか…
どうする?俺っ⁈
生まれて22年…
まだ22年しか生きてねーのに。
こんな究極の選択を迫られる日がくるなんて…。
思わなかった。