月下美人の咲く夜を

「じゃ、お疲れ様でしたー。」

「おー、お疲れー。」

1日の営業を終え後輩の永井に声をかけて自分の車へと向かう。

そこにあるのは黒のコンパクトカー。

就職してすぐに中古で買ったもので、これでいろんな所へふたりで出かけた。


< 19 / 87 >

この作品をシェア

pagetop