あの日…~長月先生side~
下山して、合宿所の広場に集まる。






生徒たちはみんな疲れきっていた。




『あぁ~やっと着いたぁ~』





私は捻った足を引きずって広場に入った。





『お疲れさん♪』




俺が言った。





『先生~付き添ってくれてありがとう♪』



彼女がそう言った。



『おう!足…冷やしとけよ』




俺がそう言うと、彼女は頷いてクラスごとに並んだ列に入った。











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