君ともう一度
ぐすっ…。

なんかしゃべんないとな

「梨央ちゃん
奏汰になんかされた?」

新太先輩、こんな時でも優しい

「はい。ふられました。
私、なにしたんですかね
同じクラスだから余計辛くて 」

新太先輩は優しく頭をなでてくれた

「梨央ちゃん
こんな時にあれだけど…
俺と付き合わない?」

そのまま新太先輩の顔が近づいてきて

私のくちびるにふれた



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