君ともう一度
何がおきてるか分からない

私、新太先輩とキスしてる?!

「ちょ、やめてください!」

新太先輩は一瞬悲しそうな顔をして

「俺じゃダメかな…?」

その顔は反則です。

「えと。いきなりでなにがなんだか…」

困るよ。いきなりキスするなんて

まだ、奏汰のこと忘れてないのに

「返事はまた今度でいいよ」

新太先輩。ごめんなさい

返事は決まってるんです

「あの、新太先輩。
私、やっぱり」

言い終わる前にまたキスされた

顔が赤くなるのが自分でもわかる

「今は返事ききたくない
ちゃんと考えてからにして」

真剣な顔だった

「わかりました。」

そう言うしかできなかった
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