シャボン玉

実はハルとは小学校では6年間ずっと同じクラスだった。
しかし、中学校では一度も一緒になった事は無かった。
だから最後に同じクラスにずっとなりたかった。

ハルの他にはランもいた。
あとは隼也。あ、隼也(しゅんや)って言うのは俺の親友。
こいつはサッカー部でちなみに部長。しっかりしてて頼りになる。
もちろん、俺がハルのことが好きって言うことも知っている。

俺は下駄箱で隼也と合流して、3組の教室に向かった。

教室にはすでにハルとランがいた。
小学校から仲良しだった俺らはすぐにつるんだ。

しばらくして先生が来た。

俺の座席は3列あるうちの1列目の前から5番目。つまり1番後ろ。
隼也は俺の前。ランは2列目の前から2番目。
ハルは3列目の1番後ろだった。

担任は陸上部の顧問の梅田先生だった。
顧問だから話しやすくて嬉しかった。

テキトーにホームルームを済ませて体育館に移動して入学式をしたら今日はおしまい。

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