─いつまでも白い雪─



見透かされた気分。



私は即座に引き出しを開けた。



「好きなのどーぞ。」



私の顔を覗き込む。



天使の笑顔で


「遠慮なく」



と言った。


< 12 / 37 >

この作品をシェア

pagetop