斎藤一の秘密
「…そうか。いきなり居なくなったらみんな心配するだろう…それに主役がいなくてどうする」




「あっすみません…;;」




「いい…戻るぞ」




「あ、はい。」




スタスタ…
相変わらず速いな…。沖田さんも普通についてきてるし…あれ?私が遅いのか?いや、でも私歩くの速いって言われたことあるしな…なんだ?歩幅の違い?





「椿姫さん」





沖田さんが小声で私に話しかけてきた。なんで小声なんだろう?





「はい?」





「今度改めてお話しません?あと、手合わせも」





「あ、はい!!」





そうだよね…話もできなかったし試合もできてなかったな。今度…いつだろう?楽しみだな♪





広間に入ったら一斉にこっち向いた……目……目が…怖い……





「あー!!椿姫!!何処行ってたんだよ!?ぱっつあん紹介しようと思ったらいないからびっくりしたよ」



< 31 / 81 >

この作品をシェア

pagetop