斎藤一の秘密
この人が永倉さん…。





「よろしくおねがいします。永倉さん」





「おぅ、よろしくな」





「そう言えばお前隊士になるんだってなっ」





いつの間にかとなりに来ていた原田(さん)に思いっきり背中を叩かれた。





「いっそうですけど?」





まじいたいっこの馬鹿力!!加減しろっつーの!!





「ニヤリまぁ頑張れや、いつまで持つか見ものだがな」





「はぁ!?私はやるからには最後までやりきるし、こんなとこで死ぬつもりはないですからっ!!」





「はっどーだかなぁ?俺らの仕事舐めるなよ?」






「ちょっ佐之さん…」





「平助は黙ってろ」





「やめろ」





「っ!!斎藤さんっ」





マジで腹立つ!!なんなの!?
ドクンッドクンッ





「っ!!!ヤバイっ」





やばいっ血がっ地が逆流してるっこれはっまさかっ





「はぁ…はぁ…」





「お、おい…いきなりどうしたんだよ…」





「触るなっ」バシッ





頭に血が上ったからなのか…?意識が……………
ドサッ





「っ!?佐藤!!どうした!?」





「うっ」





「おいっ佐藤!!」

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