斎藤一の秘密
「では、失礼いたしました」





「斎藤?だっけ?お前もヴァンパイアなんだろ?」





私は土方の部屋を出たところで斎藤に聞いた。





「ヴァ……?なんだそれは……?」





「あぁ、ここでは吸血鬼だっけ?」





「あぁ…そうだが……今する会話ではない…おらの部屋にいくぞ」





……私、振り回されてね?さっきもこんなことがあったような……デジャブ?
ま、いっか…。





「へいへい」





---斎藤一の部屋





「斎藤。お前にだけ私の秘密話してやるよ」





「なぜ?」





「椿姫が話してもいいといったからな」


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