斎藤一の秘密
まぁ……前回は私が暴走しただけなのだが……。その衝撃でコイツは小一以前の記憶がない。





「じゃあ今はいつ戻るのか分からないのか?」





「あぁ、でもだいぶ抑制できて、話せるくらいにはなったからな。後少しで安定期に入るだろう」





「そうか……なら安心だな」





「ふっお前も早く覚醒するといいな」





「なぜだ……?」





「覚醒すれば!楽だぞ(ニヤ」





「……そうか」





……チッつまんない反応……。まぁ斎藤なら第二覚醒しても暴走することはないだろうな……。





椿姫は第二覚醒が異様に早かったからな…。





「もう夜も遅い。寝るぞ」





と言って、いつの間にか斎藤は布団を敷いていた。





「はやっ」





私も寝るか……。



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